JWinシステムソフトウェアSC-JWINSYS

データの流れ
ファイル検査表示例

特徴

  • WIN データ中継 : JWinRelay

    WIN*1形式のリアルタイムパケットを受信して、指定された宛先へデータを中継します。

    受信と送信それぞれ 設定しますので、1つの受信に対して複数の宛先に送信することもできます。

  • WIN データ蓄積 : JWinRecord

    WIN*1形式のリアルタイムパケットを受信してバッファに蓄積し、指定されたファイルパターンに従ってフォルダに保存します。

  • WIN ファイル検査 : JWinCheck

    指定された時間範囲のWIN*1形式ファイルを調べ、チャネルテーブルに登録されたチャネルの欠落状況をマップ形式で出力します。

    この処理をスケジュール設定すると、欠落結果を定期的にメールで受信することができます。

  • チャネルフィルタ

    WIN*1データ中継のチャネル番号フィルタを指定することができます。

    チャネル番号、およびチャネル番号範囲を指定して、その中で通貨させないチャネル番号を指定します。

  • WINデータ 波形 表示 : JWinViewer

    WIN*1形式ファイル、およびリアルタイ ムパケットを波形グラフ で 表示します。

  • WINデータ 結合 : JWinMerge

    WIN*1形式で保存されたファイルの結合を行います。

  • プロセスの起動・停止

    プロセスの設定、起動や停止をWEBブラウザから実行します。

仕様

主な仕様

WIN データ中継 受信設定:
  • IPアドレス、ポート番号、インターフェースの 指定。
     ※グループアドレスによるマルチキャスト受信も可能。
  • チャネル番号による受信フィルタ指定。
  • A0/A1フォーマットの選択。
  • 再送要求の有効 / 無効の選択。
  • 秒数による遅延 / 未来パケットの タイムスタンプチェック。
送信設定:
  • バッファリング秒数と送信パケットサイズの指定。
  • IPアドレス、ポート番号、インターフェースの 指定。※グループアドレスによるマルチキャスト受信も可能。
  • チャネル番号による送信フィルタ指定。
  • A0 / A1フォーマットの選択。
  • 再送パケット応答の有効/無効の選択。
WIN データ蓄積 受信設定:
  • IPアドレス、ポート番号、インターフェースの 指定。
     ※グループアドレスによるマルチキャスト受信も可能 。
  • A0/A1フォーマットの選択。
蓄積設定:
  • 保存先フォルダと残量の指定。
  • 保存待ち時間指定。
  • 遅延データマージ処理の有効 / 無効の選択。
  • ファイル名パターンの指定。
WINファイル検査
  • 時間範囲、保存先、チャネルテーブルの指定。
検査メール
  • メール送信先の指定。
  • ファイル蓄積先の選択。
  • 開始時刻、時間単位、スタンバイ時間のスケジュール指定。
チャネルテーブル
  • アップロードと編集。
付属ソフト JWinViewer :
  • WIN*1形式 ファイル、およびリアルタイムパケット をチャネルテーブルに従って変換を行い、画面上に波形グラフで表示。
JWinMerge :
  • WIN*1形式 で保存された ファイル の結合を行う。設定によりファイルから指定チャネルを抽出することも可能。

使用環境

CPUx86、x64形式プロセッサ 1GHz以上
RAM4GByte以上
OSAlma Linux*2 8
必要環境Amazone Coretto*3 8、Python3.9*4、Nginx*5、uWSGI
  • WINは東京大学地震研究所で開発された多チャンネル地震波形処理システムのデータ形式です。
  • AlmaLinux は、The AlmaLinux OS Foundation の商標です。
  • Amazon Correttoは、Amazon Web Services, Inc.の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
  • PythonはPython Software Foundationの登録商標です。
  • Nginxは、Nginx Software Inc. 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。